趣味は自転車ときどきレース

趣味のロードバイクに関する備忘録的な呟き♪

第20回鈴鹿エンデューロ4Hソロ


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11月9日(土)

昨年に引き続き鈴鹿エンデューロの4時間ソロに参戦(参加)してきました。

Instagramやstravaにもデータは上げてるけど、備忘録としてレースの経緯等残しておこう。

 

先月のモリコロサイクルフェスティバルに続いて、本気で挑むレースのひとつ。とてもワクワクしていた。

 

昨年は殆ど乗れていない状態での参戦だった為、結果は惨憺たるものでしたが今年はある程度乗ってきたので、それなりの成績を残したいところ。

 

《昨年のresult》

周回数:23

タイム:4時間11分51秒

平均速度:31.83km/h

順位:79位(359名出走)

 

上記を踏まえて今年の目標は、24周回、平均速度33.5km/h以上と設定。

 

レース前日まで

4時間のレースになるので数日前からカーボローディングを意識。早朝出発になるので徐々に起床時間を早めていく。

前日は21時に布団に入るものの、なかなか寝付く事ができない。

結局23時過ぎまで意識はあったかな。

 

当日レースまで

1時起床。準備して2時前には家を出る。

1名ピックアップして、現地には3時40分頃着。

しかし、寒いし眠い。

熟睡時間2時間程なので仕方ないけどな。

4時過ぎにはパドックに皆が集まる。

本日は4時間ソロ4名とチーム戦にも4名参戦するので、シケインに場所を確保するべく5時のピットゲートopenと同時にシケインまでダッシュ

何とかサーキット真ん前のベストポジションをゲットできた。

 

1度車へ戻って着替えと受付を済ませ、試走を1周。


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スタート直前までおにぎりやパンをかじってスタート前最期のカーボローディング。

最期の軽量化も済ませてスタート地点へ7時40分頃到着。スタート位置は真ん中より少し後ろ辺りだったか。

スタート直前に脚攣り対策として芍薬甘草湯1袋投入してスタンバイOK。

 


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レース

8時3分スタート。

いつもながらスタート直後はカオスな状態で危険極まりない。

細心の注意を払いながらスローペースのままシケインの混乱を抜けると徐々にスピードが上がっていく。

 

西ストレートで仲間の1人がレーン最右側からスルスルと前に出ていく。

自分もそれに合わせて前へ前へ。

自然といい感じのトレインが形成されており、乗っかってみる。

 

1周目こそ西ストレートまでスローペースだったのもあって11分30秒ほど要したが、2周目3周目は8分台で通過。

 

本来この日のレースプランは序盤は無理せず入って後半の落ち込みをなるべく防ぐ走りに徹するつもりだった。昨年の二の舞にならないようにと。

 

しかしいざ走り出すとサーキットを走る高揚感だったり、いい感じのトレインに乗っていたり、同じトレインに仲間もいたのでテンションが上がってしまい、昨年よりも更に速いペースで入ってしまった(笑)。

 


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当然ながらオーバーペースは間違い無いのだが何だか楽しくなってしまい、もうこうなったらいけるところまでいったれ!!!と、作戦変更。

 

1度か2度、ラップタイムが9分ひと桁台に落ちたが前半は概ね8分台後半を重ねていく。

因みに昨年のベストラップは9分台前半。

昨年より風が弱い好条件とはいえ、自分にとっては十分速いペース。

 

 

それほどのペースの上げ下げもなく、あっというまに2時間が経過した。

仲間もまだ同じトレインのままだ。

2時間経過の時点で平均速度は38km/hを超えており、そのペースについていけてる事に驚きを感じつつも、脚は徐々に削られていく。

 

14周目以降はラップタイムが9分を切る事はなくなったがそれでもまだまだいいペース。

かなりキツイけど脚はよく回り、集中力はどんどん増していく。何だかゾーンに入った感覚だった。

 

15周目か16周目だったか、同じトレインにいた仲間がいなくなっている事に気付く。

 

その辺りだったかな、それまでいたトレインのペースが徐々に落ちていくのを感じ始めた頃、自分達のトレインの横を僅かに上回る別の集団が通りすぎる。

乗り換えようか少し迷った。自分もかなり脚にキて余裕があまりなかったから。

しかし、キツイながらも頭は冴えており気持ちもまだまだ生きていたので思いきって乗り換え決行。

結果的にこれは正解だったと思う。

 

暫くその集団のまま、3時間が経過した。

あと1時間だ。この時点でもまだ平均速度は38km/h以上で推移していた。

しかし、脚は限界に近い……というか、もう両足攣りそうな感覚だ。

シケインの登りでダンシングに移行した時、両足の大腿四頭筋がビキビキっと…。

 

ヤバいと思ってすぐ腰を下ろす。

そこからは脚攣りとの戦いだった。

シケインとスプーンカーブの登りの度にビキビキっとくる。

ポジションをこまめに変えて負荷のかかる部分を分散させながらごまかしごまかし(^_^;)

脚攣りしては万事休す。攣らない様に単独走にならないように細心の注意を払う。

 

22周目でとうとうラップタイムが10分台に入るものの、23周目24周目は9分台に戻す。

 

25周目のどの辺りだったか忘れたが、千切れて単独走になってしまう。

しかし残りは15分程なので最期の力を振り絞る。

26周目に突入した時点で残り5分強。ファイナルラップだ。

 

もう脚も体力も心肺も限界だったけど集中力は全く切れておらず、最後もしっかり走って単独だったけどファイナルラップも10分15秒程でカバーしてフィニッシュ。

 

終わってみたら、目標を大幅に上回るave37km/h以上、26周回、上位9%等、信じられないくらい出来すぎな結果だった。

最初からオーバーペースで脚も心肺もずっと厳しめの展開だったけど、思いきって速い集団で走れたこと、その集団に仲間がいた事はかなり大きかったと思う。

補給はスピードの落ちるホームストレートで捕っていた。スポーツ羊羹とゼリーをバックポケットに詰め込んでいたけど捕ったのは羊羹のみ5袋。

これでエネルギー切れはなし。


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もう一度、同条件でスタートしても同じ走りをする自信は全くないわぁ~(笑)

そのくらい会心の走りができたし、凄く楽しいレースでした。

 

来年のハードルが爆上がりしたなぁ💦(出走するかわかりませんが…)

 

result
周回数:26
タイム :4時間4分42秒207
平均速度: 37.01km/h
総合順位 :36位(出走395名 上位9%)
年代別順位 :13位(出走92名 上位14%)
4時間全体順位:87位(出走1052組 上位8%)